チャーハン・炒飯 美味礼賛

下総屋（押上）

会社の同僚からタレコミ情報をいただいた「下総屋」

読みはなんだろう「しもうさや」「しもふさや」？

食べログでチェックするとドストライクな雰囲気＆メニュー群で早速訪問。

場所は都営浅草線の本所吾妻橋から数分。老舗喫茶とか名店多いエリア。

余談だが、お店の向かう途中にハチミツ二郎とすれ違う。

開店同時に入店するも、まもなく満席。

調理スタッフもフロアスタッフも女性なちんとうスタイル。

地域密着型のとても居心地のよい素敵な店舗だ。

■焼飯￥800 (スープつき)

チャーハンメニューは、焼飯と半チャーハンの2種。

焼飯とチャーハンの呼び名の法則は不明、あんまり意味ないだろう。

奥の方で調理が始まる。

多くの人がオーダーする「ラーメン＋半チャーハン」のロットにうまく乗れば、速攻出来上がる。

あまり待たずに焼飯完成。

スプーンが紙ナプキンに包まれた形で提供されるスタイルがよい。

具材は、チャーシュー、玉ねぎ、なると、卵。とシンプル。

早速頂くと、控えめな味付けなしっとり風味なチャーハン。

しかしながらこれから特徴を発揮するのが、下総屋の焼飯。

焼飯に入っているチャーシューと付け合せのスープが劇的にうまいのだ。

肉の風味と味付けが突出したチャーシュー、生姜が効いた抜群にうまいスープ。

これらを交互に食べるのだ、旨さの化学反応が起き抜群に旨い。

焼飯も旨いが、お店のベースとなるスープがこれだけ美味しければ何食べても美味しい店だろう。

ファンが多いのも理解できる。

7.5点（10点満点中）

下総屋 （食堂 / 本所吾妻橋駅、とうきょうスカイツリー駅、押上駅）

■下総屋（押上）

東京都墨田区吾妻橋3-2-9

TEL:03-3622-5355

営業時間：月・火・水・木・金・土11:30 - 14:00　17:00 - 20:00

祝日11:30 - 15:00

定休日：日曜日

新珍味（池袋）

会社の同僚のタレコミもあり、今日は池袋西口。

「ななすけの散歩録」によると池袋西口はガチ中華の聖地とのこと。

たしかに西口周辺には大陸系の中華のお店が目に付く。

そんななか今回訪問したのは名店「新珍味」、早速入店。

調理音、店員さんやお客の声など活気がすごい。

2階席もあるようで、次々に調理が進み提供されていく。

■肉盛りチャーハン￥1180

チャーハンメニューは普通、肉盛り、カニ、エビの4種。

まわりのオーダーは、もう100％肉盛りチャーハン。

私も肉盛りチャーハンをオーダー。

早速目の前で調理が始まる。

ザッザッザというようなリズムでまずチャーハンの調理。

その後に上に乗るであろう肉、ネギが炒められタレがかかっていく。

もうすでに美味しそうな匂い。

あっというまに完成。これはとても美味しそうなビジュアルだ。

具材は、卵、ハム、豚肉、ネギ、青菜。

早速いただくと、もう期待どおりの甘辛いタレが効いた旨味。

豚肉の風味と大きめに切られたネギの食感の組み合わせが旨い。

次にチャーハン部分のみを食べてみるが、これも旨い。

で一緒に食べると、「旨い」＋「旨い」＝「めちゃ旨い」に。

全体として肉盛りチャーハンという、他にはない料理に仕上がっている。

これは記憶に残る味。また思い出して行きたくなるだろう。

8.0点（10点満点中）

新珍味 （中華料理 / 池袋駅、東池袋駅）

■新珍味（池袋）

東京都豊島区西池袋1-23-4

TEL:03-3985-0734

営業時間:

月・火・水・木

11:30 - 23:00

金・土

11:30 - 23:30

日・祝日

11:30 - 22:00

宝華（上石神井）

上石神井駅前、赤い小さな町中華の店舗があるのは昔から知っていた。

が、そこはいつ前を通っても閉まっているのだ。

私は、昔に廃業した町中華の遺跡だと勝手に思っていた。

ところが今日、店の前を通ったときに入口からおじいさんが顔を出して、開店準備をしているのである。

「われわれは目を疑った!!」と昔の水曜スペシャルばりの心の中のナレーション。

もう条件反射で入店するとそこは昭和な時間が閉じ込められたおじいちゃんワンオペなタイムカプセル町中華。

メニューに目を通すと価格のアップデートの上書きシールはあるものの激安。

もう入店しただけで驚きと感動。

■五目焼飯￥870 (スープつき)

まず、ここはチャーハンではなく焼飯だ。

焼飯メニューは、普通のと、五目、とり肉、えび焼飯の4種。

他のメニューを見ても町中華というより中国料理店というようなラインナップ。

私は五目焼飯をオーダー。

奥のほうでおじいさんの調理音をBGMに私はその場で「上石神井　宝華 五目焼飯」と検索するも情報は皆無だ。

さぁどんな五目焼飯と出会えるのだろうか。

暫し待つと完成。す、すごいゴージャス五目焼飯が登場！

具材は、海老、カニ、チャーシュー、鶏、しいたけ、たけのこ、コーン、にんじん、ネギ、卵。これはすごい。

逸る心を抑えながらレンゲで一口。やさしいしっとりめ味付けの焼飯に具材の味付けが際立つ焼飯。

いずれの具材も下味＆味付けが効いており全体で味わい焼飯になっている。

旨いな、こういう出会いがあるから炒飯食べ歩きは面白い。

次回はとり肉焼飯を食べてみたい。

が次開店してるときに私は訪れることが可能なのだろうか。

7.5点（10点満点中）

宝華 （中華料理 / 上石神井駅）

■宝華（上石神井）

東京都練馬区上石神井1-13-17

TEL:03-3920-0101

いんでいら（渋谷）

今日は渋谷。渋谷で炒飯という選択は多彩だ。

いろんな特色をもつお店が存在する。

どこへ行こうかと思って思い出した「いんでいら」。

カレーの有名店だ。

そのカレー店の名物「元祖えびめし」を目指す。

ビルの地下1Fにひっそり佇む店内。

カウンターとテーブル席が数席の小さなお店。

カウンターでは元気のよい親父さんのワンオペ体制だ。

■元祖えびめし￥1000

メニューにはちゃんと焼き飯と書いてある。

焼き飯なので、本ブログに掲載してもまったく問題ない。

さらにトッピング「カニコロッケ 100円」という記述をみつけ元祖えびめしにコロッケをトッピングした形でオーダー。

カウンターの奥で調理が始まる。

鍋振り音は聞こえず、焼いている感じだ。

しばらくすると完成！

錦糸卵がのった真っ黒のえびめしがうまそうだ。

具材は、エビ、マッシュルーム、玉ねぎ。

早速いただくと、甘辛いソースにスパイシーさが加わった焼き飯だ。

パラパラでもしっとりでもない独特の質感が新鮮。

食べ進めると、スパイシーさが引き立ってきて汗が。

さらに表面では見えなかったエビがいっぱい発掘できる。

焼き飯といっしょに食べるとエビの甘さが引きたっている。

これはソース焼き飯ではなく、ちゃんとえびめしだ。

絶妙なバランスでとても旨い。これは癖になりそう。

7.5点（10点満点中）

いんでいら 道玄坂店 （カレー / 渋谷駅、神泉駅）

■いんでいら（渋谷）

東京都渋谷区道玄坂2-29-8 道玄坂センタービル B1F

TEL:03-5458-8154

営業時間：10:00～22:00

宝来（中目黒）

久々の中目黒。

中目黒には高伸など魅力的があったのだが閉店などで減ってさみしい限り。

そんななか宝来へ。

年季の入ったファサードによい書体で味の宝来と書いてある。よい。

入店すると、調理担当も含め店員スタッフが全員女性ということに気づく。

昼休み前のピークを外した時間に訪れたつもりだったがお客さんいっぱい。

活気のある店内。店内にベル音が響いたと思ったら入口近くにピンクの公衆電話が鳴っている。

どうやら予約の電話ようだ。面白い。

■海老炒飯￥930 (スープつき)

炒飯メニューは、普通に五目、海老、玉子、ネギ炒飯、ガーリック高菜等豊富。

玉子炒飯とネギ炒飯は気になるが、今回は海老炒飯を。

高いカウンターで調理の様子が見えないが、ガコガコと重そうな鍋の音。

パワーいるよね。と思いつつ海老炒飯完成。

海老の彩りと炒飯のツヤがとてもうまそうな仕上がりだ。

具材は、海老、玉子とシンプルだ。

いただくと、一口目に来るガツンとした旨味。

これはよい、男前な炒飯だ。

具材はシンプルだが、大粒の海老がたくさん入っているので歯ごたえのアクセント。うまいな。

次はネギ炒飯と玉子炒飯を食べに再訪確定だな。

8.5点（10点満点中）

宝来 （中華料理 / 中目黒駅、代官山駅、恵比寿駅）

■宝来（中目黒）

東京都目黒区中目黒1-4-18

TEL:03-3791-7057

営業時間：12:00 - 14:30 18:00 - 22:30

定休日：水・祝日